2008年06月15日

ノワーンとなった事

照明ワークを終えた帰り道。
照明ワークはほぼ立ち仕事のため、帰りの電車は座りたいのです。
いつもなら400円使ってロマンスカーに乗っちゃうのですが、今日はいい時間の浪漫が無いこともあり、急行での着座に挑戦することに。

小田急に新宿から乗ったことがある方なら分かると思いますが、急行の乗車口は2列の整列乗車になっており、7人掛けの椅子の争奪戦のため、前から7人までに並べばたいてい座れます。
ただ、これがシルバーシートのそばの扉で、万が一シルバーシートに座ってしまった場合は、強烈な罪悪感と闘う事になるので避けなければなりません。

階段から遠い、1両目方向に進むと、シルバーシートのマークがついている乗車口の隣に、まだ5人しか並んでいない列を発見!
6人目の男として並びました。

しかし、私は気付いてしまったのです。
ここは、車両の端の乗車口なんだ、と。

通常の乗車口は、左右に7人掛けの椅子が広がっており、理論上は左右に7人ずつ座る事が出来ます。
densha4.JPG

こんな感じ。

しかし私の並んでいる場所は車両の端であり、左側の椅子が3人掛けのため、左側の列に並んでいる私は、万が一の事象が発生すると6人目でも座れません。
densha.JPG

…とはいえ、ここに並んでいる人たちも初めて小田急を使う人ばかりではないでしょう。
右側の列に並んでいる奴が左側に流れでもしない限り、まず間違いなく座れます。
浪漫に400円投資しなくても座れるなんてラッキーだわ、なんて考えが頭をよぎります。

…そんな自分が甘かったのです。
電車が入ってきて、乗車していたお客さんが反対側のホームから降りていきます。
整列していた私たちはドアの前に近づき、ドアが開く瞬間、すなわち戦いが始まる瞬間を今や遅しと待ち構えています。

その時、最前列右側のおばさんの動きが目に入りました。

あ、明らかに左に流れてるぅぅぅ!
densha2.JPG

これじゃ、俺が6人掛けの席に向かう7番目になってしまう! どうしようどうしようどうし…
「プシュー」
ドアが開きました。闘いのゴングが鳴り渡ったのです。
一斉に車内になだれ込む乗客たち。あのおばさんはやはり左の3人掛けに進みます。
ここで俺は「右か!? 左か!?」一瞬のうちに判断を下さなければなりません。
パッと目に入る前方の皆さんの動きを脊髄レベルで分析して出した答えは…
「左だっ!」
手前側の席はその時点でほぼ埋まっています。目指すは奥側の席。
目の前でのそっとしているおじさんを右側からするりと交わし、私は見事席を確保する事に成功したのでした!
Impossible is Nothing!!!
densha3.JPG

この間僅か3秒。
激闘を終え、心身ともに疲れ果てた私は、眠るでもなくただボーッと椅子に座っていました。
作戦の勝利、脊髄反応の勝利、こんな時だけ機敏な動きを見せる俺のボディの勝利…。
心の中で一人祝勝会状態の中、急行電車は出発しました。

…5分後、代々木上原停車。







目の前におじいちゃんが立った。
( ̄Д ̄)ガーン(=Д=;)マジー(=_=;)シュン

わたしゃねぇ、いくら疲れててもあんな思いをして席を確保しても、目の前に座ったおじいちゃんに席を譲らないで狸寝入りに興じるような腐った人間には落ちぶれておりませんよ。だからねぇ、ズバッと言ってやりましたよ「どうぞ」ってね。

ただね、そっから30分俺の心の中はずっと
・゚・(ノД`;)・゚・ノワーン
だったわけですよだってずっと立ってたんですもの。


ロマンスカーの価値は、並ばずに座れることじゃなくて、爺さんに席を譲らなくていいことなんだと分かった、小田急線での出来事でした。

・゚・(ノД`;)・゚・ノワーン
posted by キチソン at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | キチスペ長文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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